平成29年4月20日~21日に、入間市農村環境改善センターを拠点に、企業と連携して、入社したばかりの新人営業職の方26人を対象に、加治丘陵里山体験プログラムを実施しました。まちサポの運営スタッフとしては14人が対応しました。
1日目は、道志村からかけ駆け付けてくれた大野さんを現場研修のリーダーに、5班に分かれて下草刈の体験、桜山展望台に上って周辺の地形、街並みや遠望景観を堪能、展望台下のベンチで昼食に舌鼓を打った後、森林健康診断のフィールドワークをしました。その後、農村環境改善センターでまちサポ代表の里山についての講義、大野さんの森林施業の課題やバイオマスエネルギーなどの話に耳を傾けました。
2日目は、各班ごとに、それぞれが調査場所を選んで実際に森林健康診断をして、スギ・ヒノキ林が過密かどうか、何本ぐらいの樹木を間伐すればよいのかなどの科学的な森林診断体験をしました。お昼は、山飯・そばづくり体験として、まちサポサポーター会員の女性陣の支援を受けながら狭山茶の新芽のてんぷらや菜の花のおひたし、豚汁づくりをしました。また、そば名人の森田さんの手ほどきを受けて、実際にそば作りを体験し、これらを全員でおいしくいただきました。
午後は、住宅メーカーの大阪本社から環境の専門家から、3本は鳥のために、2本は蝶のためにという、住宅の庭を小さな里山の一つにみなし、まち全体で里山の機能を果たそうという「5本の樹計画」の講義を受けました。そのあと、各班ごとに今回の研修の成果をまとめて、それぞれ発表しました。
天候にも恵まれて、充実した研修ができたと担当職員の方から感謝されましたが、偶然であったムササビ君とキツツキ君の土産話もできて、まちサポメンバーにとっても、楽しく充実したイベントになったと感謝しています(Dr.manboh)。